徳とは人や世の中のためになる良い行いや想いのことです。
そして徳を積むとは良い行いを続けていくことになります。
徳を積むことの由来は因果応報です。
良い行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということですね。
良い行いよりも悪い行いが多い人は損を積みます。
徳には大きく分けて2種類ある
陽徳
周りの人に見えるように行う徳のことで
人に知られるため、自分の株が上がって人徳が積まれていきます。
陰徳
人に見られないようにひそかにする徳のことです。
誰も見ていないところで得を積むことは一番大事なことで、陰徳を積むと運気が上がり、人生が好転し始めます。
陰徳を行うことは孫の代まで徳が続くと言われています。
徳の5つの積み方
①体施(たいせ)
体施とは体を使って人の役に立つことをして徳を積む行為です。
身近なことでは掃除やボランティア、子どものお世話などの行為もこの体施にあたります。
②物施(ぶっせ)
物施は見返りを求めずに物を施すことです。
寄付や募金、身近な人にプレゼントやお土産をあげるなどの行為を言います。
高価なものでなくても相手のことを思い、喜んでもらうことが重要になります。
③顔施(がんせ)
顔施とは顔で施すということなので、笑顔と柔らかい表情で相手に安らぎを与えることです。
いつも笑顔を絶やさずにいる人は表情で周囲を明るくし温もりを与えることができます。
④念施(ねんせ)
念施とは他人の幸せを願うことです。
幸せになってほしいという気持ちをもつことで幸福を引き寄せて自分にも幸せが返ってくることになります。
また、良い行いは自分に返ってきます。そのため他人の幸せを思う気持ちを持っておくことで、いつか自分の幸せとなって返ってくることになります。
⑤法施(ほっせ)
法施とは人の幸せのために教えを人に説くこと、教え導くことです。
親が子供に教え諭すことも、専門的知識のある人が求める人達のために
教えることも法施になります。
徳を積む行動13選
徳は日常のちょっとした行動で積むことができます。
- 掃除をする
- 笑顔で過ごす
- 他人の幸せを心から祈る
- 人に親切にする
- 募金や寄付をする
- 不自由な人に席をゆずる
- 人にプレゼントをする
- 悩んでいる人の相談に乗る
- 神社に玉串料を納める
- ポジティブに過ごす
- 人を育てる
- 物を大切に扱う
- 良い言葉を使う
徳を積むことで潜在意識から変化していきます。
つまり・・・
引き寄せ力が高まる
魂レベルで成長する
などさまざまな良い変化があります。
まとめ
上記の行動は代表的なものを取り上げてみましたが、良い行いというものはまだまだあります。
因果応報の言葉通り良いことをすれば良いことが返ってきて、悪いこともまた返ってきます。
愚痴や不満を言ったり、嘘をついたりすることは、徳を積むこととは正反対のことになりますので気を付けましょう。
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