「お金を引き寄せたい」「豊かになりたい」と願うあなたに、現実を無視して理想の未来を想像するだけで願いが叶いやすくなる理由を、潜在意識の観点からわかりやすく解説します。
「現実を無視する」ってどういうこと?
「現実はガン無視」ということが最近よく言われますが、現実を無視するということを初めて聞いた人にとったら「目をそらして逃げる現実逃避」だと思われるかもしれませんね。
でも、ここで言う“無視”は、「今の現実にフォーカスしない(意識を向けない)」という意味。
あなたが今どんな状況でも、お金がなくても、不安があっても、それにとらわれず“理想の状態を感じる”ことが先なのです。
潜在意識は「今、感じていること」を現実にする

私たちの行動や選択の95%以上は、意識していない「潜在意識」に支配されていると言われています。
そしてこの潜在意識は、「現在の感情やイメージ」を現実化しようとする力を持っています。
つまり、「お金がないどうしよう」
→ 潜在意識は「お金がない状態」を“望んでいる”と解釈し
→ それを繰り返す現実を引き寄せる。
一方で、「すでにお金があって、安心して暮らしている」
→ 潜在意識はそれを“現実化すべきもの”として動き出す。
ということになります。
今、目の前で見ている現実は過去の自分の思ったこと、感じたことの結果が反映されています。
これから自分の現実を理想の状態にしたいと思っている場合には、目の前の現実に引っ張られず(無視)に、自分理想の状態で過ごすことが大切になります。
自分が感じる「意識が先」で「現実が後」からついてくる
潜在意識は「ナビゲーションシステム」
車のナビを想像してください。
ナビは、「現在地」ではなく、「目的地」に合わせてルートを導き出しますよね?
でもあなたがいつも「お金がない(今の現在地)」ばかりに意識を向けていると、ナビはどこにも向かえません。
反対に、「月収100万円の自由な生活(目的地)」や「いつも安心してお金がある状態(目的地)」をしっかり設定すれば、潜在意識が“そこに向かう道”を勝手に探し始めるのです。
✓「お金欲しいけど、どうせ無理」
✓「現実を見たら、到底そんな暮らしできるわけない」
✓「理想を思い描いても、今の現実を見たら虚しくなるだけ」
このような思考は、すべて「今の現実」を強化するだけ。
潜在意識はあなたの言葉をそのまま命令として受け取るので、
「無理」=「無理な状態をキープしてください」
「虚しい」=「虚しさを感じる現実を続けてください」
というように受け取ってしまいます。
潜在意識を書き換える「理想の未来の感じ方」

では、どうすれば理想の未来を潜在意識にインストールできるのか?
大事なのは「感じること」、感情です。
感情は波動をつくるスイッチで、波動が変わると現実も動きだします。
つまり、理想の未来が叶った時の感情を先に感じることで、理想の現実が創られていく、ということになります。
【理想のお金持ちライフを“体感”する】
①目を閉じて、理想の状態をできるだけ細かく想像(寝る前がおすすめ)
〈例〉
・高級ホテルのラウンジでお茶している
・支払いのときに金額を気にせず買い物をしている
・子どもに「欲しいものなんでも買っていいよ」と言っている
②そのときの「安心」「うれしい」「誇らしい」「自由」などの感情をじっくり味わう
これを毎日繰り返すだけで、潜在意識の中に“新しい現実”が刷り込まれていきます。
とはいっても目の前の現実を見て、
「でもやっぱり、通帳の残高を見ると落ち込む…」
「請求書が届いたら、理想なんて忘れてしまう…」
なんてことがあると思います。
そんな時は、次のような「波動を戻す合言葉」で未来へのチャンネルを切り替えましょう。
「これは過去の私が創った現実。これからは違う」
「今見ている現実は“古い思考の結果”」
「この現実も、理想の未来へ向かう途中の通過点」
このように、自分の思考を“今ここ”から“未来の望む状態”へ戻す言葉を持っておくと、現実に引っ張られにくくなります。
まとめ
現実は過去の思考の結果。未来は今の想像から作られる。
潜在意識の世界では、「現実は遅れてやってくる」と言われます。
つまり、今見ている現実は、過去のあなたの思考や感情の“結果”にすぎません。
未来を変えたければ、今の思考・感情・イメージを変えること。
お金の不安があっても、理想を想像することは誰にでもできます。
むしろ、「何もなくても理想を感じられる人」こそが、お金を受け取る器を育てている人です。
今日から理想の自分に“なりきる時間”をつくってみてください。
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