男手のいないシングルマザーにとって男の子の成長は未知の世界に感じませんか?
我が子は現在中学生、小学6年生(12歳の誕生日前後)から明らかなる反抗期がやってきました。急に私の言うことに立て続けに反抗的な態度をとるようになり、険悪な雰囲気になることも多々あり、うまくコミュニケーションが取りづらくなっていました。
そして数か月、反抗期男子と戦い、過ごしてきた中で分かったことや先輩ママからの教えや調べたことをまとめました。
中学生男子の反抗期はなぜ起きる?
反抗期は大きく分けて、3歳前後に起きる「第1反抗期」と13歳頃~15歳までの思春期に起こる「第2反抗期」があります。
3歳頃の反抗期でしたらまだ見た目も小さくて可愛いなあと思えることもありますよね。
でも、中学生男子ともなると体つきはガッシリとして声変わりもし始めて大人になりつつ時期、そんな時期に反抗されると親としても戸惑ってしまいます。
今までと同じ接し方をしてるのに急に何をしても反抗をするようになり、心が折れそうになる日も数知れずでした。
では、なぜ反抗期があるのでしょうか。
- ホルモンの変化
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思春期には性ホルモンの分泌が増加して身体的な変化や感情の波が起こります。これによって感情の制御や行動に影響を与えれ、イライラしてしまう可能性があります。
- 自己の確立
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中学生頃は、自分自身の能力や可能性を探求して、自分という独立した存在を確立しようとする時期です。これによって親や先生など他の権威に対して独自の意見や価値観を持ち始め、それが反抗的な態度や行動に表れることがあります。
- ストレスや不安
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勉強や友達関係、身体的な変化などがストレスや不安を引き起こすことがあります。これによって感情のコントロールが難しくなって反抗的な行動を取ることがあります。
この時期にニキビができやすくなるのはホルモンの変化ですね。我が子も反抗と同時にニキビができてました!
反抗期の中学生男子に親がとるべき行動
反抗期は親子で大変な思いはしますが、実は子供が成長をする上で重要なステップでもあります。
子供が自立をするために起こる親への反抗や衝突は、成長に必要な出来事と解釈ができます
でもやっぱり親としては現実に直面すると、不安や怒りが起きてどうすれば分かりませんよね
では、反抗期男子にはどういった対応をすれば良いのでしょうか。
子どもの言い分を聞く
自分の意見を強く主張するようになるこの時期に、頭ごなしに意見を否定されると、ますますそれに対して反抗するという悪化の一途です。
逆に言うと、自分の言い分や意見を認められるということが子どもにとってはうれしいことです。
子どもの理不尽な態度やおかしな発言も、まずは受け止めて言い分を聞くようにしましょう。
受け止めるというと「そんな寛大なことできない」と私自身思っていましたが、支離滅裂な発言に対しては「受け流す」と思えばできました(笑)
言い分をしっかりと聞き、子どもの考えを尊重した上で、親として譲れない思いや意見は伝えた方が良いでしょう。
1人の大人として扱う
赤ちゃんの頃から育てていると我が子はいつまでも子どもと思いがちで、ついついあれこれ口を出してしまいがちになります。
でも、我が子は自分の力で大人になろうとしていることを信じてください。
本当に大事なことや、絶対にやってはいけないことだけを伝え、あとは放っておくくらいでそっと見守りましょう。
親の意見を押し付けたり、命令したりするのではなく、子どもを一人の大人として扱い、何か選択する場面では子ども自身が選択し、最終決定をしていくようにしましょう。
愛情はたっぷり注ぐ
我が子への愛情はたっぷりあっても何かの誤解でそれが子どもに伝わらず、愛情不足を感じてしまっていた場合、子どもは「認めてもらえない」という思いが強くなっていまします。
前述のように「見守る」という行動は今までから見ると、子どもと少し距離を取る行動になるかもしれません。しかし、それは「見放す」でも「放置する」でもありませんので、子どもへの愛情表現はできるだけ今まで通りしたいものです。
・食事は一緒に食べる
・できるだけ話をする時間を持つ
・子供が話を聞いてほしいときは手を止めてしっかりと聞く
こういったコミュニケーションをできる限り持てるようにしましょう。
口出しはしないけれども、どんな時でも親は自分を愛してくれているんだ、ということが子どもに伝わることが大切です。
まとめ
ただでさえ大変な反抗期、シングルマザーにとっては逃げ出したくなることもあるかと思います。
反抗的な態度をとられたとき、いちいち反応して言い争うと反抗期が無駄に長引いてしまいます。
そのためには自分自身の気分を保つことも大切ですので、自分の機嫌を取る魔法の言葉を参考にしてください。
・生きているだけで丸儲け
・子供は子供、私は私
・明けない夜はない
・怒って得られるものは何もない
・これは良い勉強だ
・なんとかなるさ
一緒に反抗期を乗り越えていき、かっこいい大人になるサポートをしてあげましょう。
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